ようこそ、「palette」へ!

とっておきの“スイーツ・マジック”が、
あなたとあなたの大好きな人のほっぺが落ちるほど、
美味しいひとときを約束します。

2010-02-28 11:01:36

1級菓子技能者検定の検定員

滋賀県の菓子技能検定を行った。国家試験なので、厳正に検定する必要があります。

今年は、1級の実技問題が変わったので、受験者もやや緊張気味。

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パレットからが1級に安東紗希、山本真子、2級に谷森一将の三人が受験しました。合格すると滋賀県で働いている女性パテシェールでは、初めてになる。2人、共に合格してほしいと思う。

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同じ課題だが、作り手によって微妙に印象が変わる。

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アメ細工、チョコレートの技術、デコレーション技術、マジパン細工などなど、1年や2年では身に付かない技術ばかりです。知識も必要です。

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2級は主にデコレーションの基本技術中心の問題。これもしっかり練習しないと時間内に作れない。今後、熟練していくうえで、身につけて当たり前の技術です。

パレットでは8年連続して合格者を出している。今では、持っているのが当たり前の空気。だから、受けるなら受からないといけないプレッシャーで練習をするのだと思う。動機付けは、かっこよく。わかりやすく、力が出るんだろう。面白いもので、受かるとみんな顔つきが変わる。

パレット社内技術検定の仕組みと連動させて、パレット全体で、さらなる技術力のレベルアップを図っていきたいと思います。みんなで、セッサタクマするのです。

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2010-02-27 09:29:51

濱田のチョコレートディスプレー

濱田がチョコレートのディスプレーを作った。いろいろ苦労しながら、店が終わってから作っていた。一緒に先輩が横について、教えながら作りながらという作業。技術の伝承は、言葉や数字だけでは伝わらないものがある。

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フィーリングというものだ。感情の入った感覚、感性というべきものです。感情は反対にすると情感、情感の類義語に心情、、情緒がある。その辺までをも含むと思う。その時々のその人のとらえ方を形にする。思いがあって、形が作られていく。お菓子作りの難しいところはこの点だと思う。

20100202_2492.JPGパテシェになりたい…プロになりたい・・・という気持ちは分かるが、形にしていくための力は、体力、知力、学力、何でもいいから力を持っているほうが優位だ。力を身につけるための努力もなしに、なりたいはない。結果が見えないからだ。濱田も、このチョコレートを形にするために、目には見えない、言葉にならない時間を積み重ねている。

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2010-02-21 20:26:04

高校で社会人講師

社会人講師として年に1回高校で授業をすることになって、今年で5回目。毎年いろんな生徒がいる。

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今年は、部屋の気温が低かったことに加え、「次、誰が合わす?」と、班の中で生地を回している間に、生地が冷えてしまった。IMG_2987.JPG     結果、3つの班が、キノコのようなシュー皮が焼けてきた。そんなシュー皮でしょげることもなくキャキャ笑っていた。

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実習を終わって、「お前じゃないとあかんのや」という、テーマで社会に出て役に立つ人になってほしいという願いを込めて話をしたが、反応がいまいちだった。さらっと話して終わりっていう感じだった。去年は同じテーマだったけど、反応も良く、熱く語っていた。その時々で同じことを言っても伝わるときと伝わらないときがある。今年の経験を来年に生かそうと反省する前田でした。

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2010-01-29 20:58:22

スノーボードな一日

冷え込んでいるが天気の良い日にスノーボードで一日を過ごしました。パウダースノーの雪がしまっていて、コンデションは良かった。この日の心地よい滑りのために、日々のストレッチ,筋トレがあるとつくづく思う。

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いつか楽しもうなんて思わない。今、一生懸命楽しみたい。今日のこの雪、この滑りに、再びはないと思って滑っている。一日Ipodを聴きながら、滑りまくる至福の時間。

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20代のときにウィンドサーフィンにはまり、プロになれないかなってぼんやり考えていた時もあったが、その時の体の記憶で今スノーボードに乗っている気がする。そんなこともあったなって感じ。

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美しい景色に心も体も癒され、さらに体脂肪も下がるはずだが・・・。しっかり使った以上に食べるので結局コデブ状態は続く。それも良しと寛容な気持ちになった一日でした。

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2010-01-26 19:44:27

スタッフへの誕生日祝い

スタッフ一人一人に誕生日祝いを贈る。今年は、尊敬する稲盛さんの本「働き方」を贈っている。この本の感想を1か月以内にA4レポート1枚にまとめて出せと言っている。

 

もらっても、まったく読まない人もいる。読まないとわかっていても、本を贈る。今の世の中の感覚だと、相手のことを思い、相手に合わせて工夫するという話になる。たとえばそういう読まない人には「コミック本を贈る」「図書券を贈る」なとという意見が出てくるが、前田はそういう発想にはならない。それは、自分の成長を欲するなら、近道はないということ。自分のために、当たり前のことを当たり前にやって、当たり前だと思う。自分自身の成長のために、本の一冊も読めない理由が、わからないからだ。評価する、管理する側のために読めという話ではないのだ。

 

新たに入ってくる情報を単に「好き」「嫌い」だけで、判断してしまうような薄っぺらいパテシェパテシェールになってほしくない。多くの人とかかわりあう中で、人として魅力的に成長していく。感じる、気付く、変化成長していく、そんな当たり前のことが素敵だと思う。そして、何にも変えがたい「達成感」をしっかり感じてほしい。そんな積み重ねで、思いやりと感謝の気持ちを持つ「人」に成長していってほしいと思っている。だから、本ぐらい読め。それだけのことだ。

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そんな本の包み紙は、がさつにクラフト紙の封筒に包むだけ。その上に、その人の似顔絵を描いて贈る。同じ絵は描けない。この日この時の「ありがとう」の気持ちで描くからです。スタッフから本当に沢山学ぶ機会を得ている。そんな感謝の気持ちも込めてです。

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