ようこそ、「palette」へ!

とっておきの“スイーツ・マジック”が、
あなたとあなたの大好きな人のほっぺが落ちるほど、
美味しいひとときを約束します。

2009-12-07 09:34:52

濱田がマカロンタワーを作る

2年目濱田が仕事を終えてから、こつこつと店のディスプレーになるマカロンタワーを作っていた。ようやく2本目が出来上がってきた。濱田らしいかわいいマカロンタワーです。本人いわく「ウェディングドレスみたいなもこもこしたかわいい感じで作りたいんです。」まさに言葉通りです。

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1本目と色合いを変えて作った。

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前田が作るとこうはならない。と、言うかこういうイメージは描けないな…男だからか?年齢だからか?いずれにせよ、らしさを感じる作品でこういうのは好きだな。

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店のテーブルには、かわいいマジパンも飾ってあります。店に来られた時に、見つけてください。これも、濱田作です。濱田のハミングしながらマジパンをこねている姿が見えてきます。お菓子作りは楽しいいものだ。

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2009-12-06 20:31:25

ピティビエを作る

滋賀短大製菓コースの授業の中で、折り込んだパイとアーモンドクリームで、素朴な味わいのピティビエを作った。パイの折り込みは、デトランプを作るところから初めて4週間にまたがりながら焼成。長い時間をかけて、味わう素朴なお菓子に学生達も満足そうだった。IMG_2582.JPG

 

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次の週には、これまたベーシックな「タルトシトロン」を作った。これも、学生たちの意外に「素直な舌」には、好評だった。

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複雑な組み立てるお菓子を勉強する前に、こうした素朴な味の組み合わせを、しっかり五感で感じて体で覚えてほしいと思っている。2年間勉強した技術では、プロの厨房では何にも役に立たないが、こうした本物の味わいは生涯を通じて役に立つと思う。まずはそれが大事なんだ。若い時に五感で感じる力を高めてほしいのだが・・・・。

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2009-11-30 17:39:49

ラフランスのタルトに家族が集う

知り合いから「パレットのラ・フランスのタルトを一緒に食べるために、あちこちに住んでいる家族がこの日のために集まるんよ」と、言われた。「この間も、紅玉林檎のアップrパイを、取り合って食べたよ」と、うれしい話。

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この季節だけの味わいです。今年は、いつもの年に比べて、大ぶりでやや淡白な感じがします。しかし、タルトにすると、やはり力があるおいしさです。

 

今年は、ラフランスのパートドフリュィ(果肉の味わいを濃縮した砂糖菓子)を作り、それをタルトの中に入れて作ってみようと思う。フレッシュ感はなくなるが濃厚なラフランスの味わいが、生かされるとイメージしている。とりあえず、自分が食べたいので、作ってみよう。

 

このタルトを囲んで家族の笑顔が集うと思うと、それだけで「菓子屋冥利?」に尽きるというものだ。パレットのお客様は、本物のうまみをしっかり感じていただける方が多いと勝手に思い込んでいる。そういう意味で、いつも真剣勝負、期待以上のお菓子を作り続けたい。

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2009-11-29 18:49:06

檸檬を頂く

お菓子教室に来ている方から、自宅でできたレモンをいただいた。大振りなレモン。国産だから漢字で檸檬という方があっているんだろうな。

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輸入されているものと違って、残留農薬の心配もない。安全安心です。昔のお菓子作りだったら、レモンの皮をおろしてといえたが、今はそんなことは出来なくなった。減農薬で作られた現地で加工された果汁、果皮を輸入して使う方が安全で安心だ。

 

皮が厚いので、果汁を足して皮ごとコンフィチュールにしようかと思う。

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2009-11-29 17:59:19

紅葉の秋篠寺に行ってきました

   奈良にいるお茶の師匠にお稽古をしていただいた後に、秋篠寺に行ってきました。

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京都にあるお寺と違って、奈良にあるお寺は、わびさびが漂う癒しの空間です。

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国宝の本堂、端正な美しさがあります。堂内には、芸能の神様「伎芸天」の像があります。本尊は、薬師如来像だそうです。こちらも、時代が違うのか、たくましい顔つきでした。どれもが古い仏像なのですが、まじかに見ることができます。1000年以上の月日を経てもなお穏やかなその表情に、気持ちが落ち着きます。

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暗いお堂から出て、大元堂を見ると晩秋の夕暮れがきれいです。庭には、かなり大きなサザンカ、その近くに、生まれて始めてみるくちなしの花が咲いていました。

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くちなしの花の名は、渡哲也さんの歌で知ってはいたが・・・

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お茶の稽古の後の清々しい気持ちに、ちょっとおそめの紅葉が、日々のあわただしい生活に疲れた気持ちを柔らかに包んでくれているようです。月に一度のリセットタイムです。これがあるから動的平衡が保たれているのだと思う。感謝。

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