ようこそ、「palette」へ!

とっておきの“スイーツ・マジック”が、
あなたとあなたの大好きな人のほっぺが落ちるほど、
美味しいひとときを約束します。

2009-11-23 20:39:23

キットココでイベント

大津市浜大津にある明日都(アスト)にある、キットココという大津ガスサービスセンターのショールームで、スィーツ講習会の講師。

 

いつものお菓子教室とは全然雰囲気が違っていて、シナリオが用意されていた。

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MCは、私が勤めますと井田さんから、ご丁寧なごあいさつをいただくと、緊張感は一気に高まる。

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でも、始まるとなめらかな進行に、前田はついていくだけでよかった。周りのスタッフの方もこうしたスィーツ作りにはあまりなれていないにもかかわらず、細やかな気配りをいただいてシナリオ通りに終了できました。パチパチパチ

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イベントの準備をしっかりやっているんだろうなと感じる。好奇心だけで引き受けた講師でしたが、いろいろと学ぶことの多い楽しい一日でした。お疲れ様でした。

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2009-11-17 20:06:24

守山高校からパテシェの研究にくる

守山高校からパテシェの研究ということで、聞き取り調査に来られた。

 

聞けば、将来パテシェになりたいとのこと。そうした自分の希望も含めて、研究テーマに選んだそうです。いくつかの準備してきた質問事項に答えさせていただいた。

 

その中で質問にはなかったが、製菓の専門学校を出て就職しても3年後には、80%の人が離職している現状を話した。それは、プロの厳しさを知ってほしいということに加えて、結局、お菓子大好きという人が残るんだということを伝えたかった。

 

やめていく人の理由はさまざまあると思う。でも、残った20%の人たちは「お菓子が好きで、お菓子作りに夢中になっていて、気がついたら3年たちました」っていう人達だということ。「20%に残らねば…」なんてネガティブなものではない。明るく元気に一生懸命働き「めっちゃ楽しい!」っていう人たちが、神様に選ばれるのだと。

 

そんな話を聞いて、ニッコリ笑った顔が印象的でした。頑張れ未来のパテシェール。

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2009-11-17 19:52:16

バナナクリームタルト

大学の授業で、好きなお菓子「バナナのクリームタルト」を、作りました。全く自分の好みなのだが、学生にこうした素朴な味わいを知ってほしかったと、いうのがこのメニューを選んだ理由です。

 

パートサブレを仕込みして、バナナのカラメリゼしたものを並べ、サワークリームと卵で作るアパレイユを流し込む。40分ほどで焼けてくる素朴なお菓子です。しかし、その味わいは,ほのぼのと口と心にそのおいしさが広がっていきます。力強いお菓子です。

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ショップで販売するには地味で、あまり売れないものと思いこんでいるのだが、学生たちのおいしそうに試食する顔を見ていると「ひょっとして…」なんて思ったりする。また、食べたくなったら店にも出してみようと思う。

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2009-11-15 11:53:07

おうみの名工

おうみの名工表彰をいただいた。なんだか、とても立派な表彰状だ。

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取材で来られた、びわ湖放送の方にこの道何年ですか?と、聞かれてあわてた。「えっ?33年です・・・?」後で計算したら34年目だった。まったいした問題やないから、ええかと思いながら、放送で流れたのかな?失礼しました。

 

びわ湖放送の取材も二日間にわたって結構長い時間行われた。しかし放送時間は2分ほどと言っていた。放送時間も確認して、その日、その時間にテレビを見ていたのだが・・・・見るのを忘れる。びわ湖放送の方にお願いしてDVDをいただくしかない。とほほ

 

頂くまではそれほど感想もなかったが、取材やあちこちでおめでとうと言われると、うれしいものだ。社員にもいただいたよって言う話は照れ臭くて言っていなかったら、怒られた。でも、もらったよって見せびらかすのもどうなのかなって思う自分は、あまのじゃくなのだろうか?

 

いずれにせよ、多くの方のおかげでいただいたと思う。その感謝の気持ちで、お菓子作りを通じて、世のため人のため・・・お返ししていきたいと思います。

まるで黄門さんやな。(一人ぼけ突っ込み)

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2009-11-08 19:32:07

親まなび委員会の会社訪問

京都市下京区の親まなび委員会の面々から、パレットのお菓子作りや社員教育の話をしてほしいと依頼があって、お役にたつならと引き受けた。

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厨房もみたいというので、準備をしていただいたら、文句のつけようのない準備でした

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そのあと、コーヒーを飲みながら、パレットの材料選びの基準である100年素材の考え方と、愛する家族に自信を持って食べさせることのできる安全安心のお菓子づくりの考え方を話した。

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さらに、お菓子作りを目指す製菓専門学校生に対する面接で求めることを話した。製菓専門学校を出てくるので、お菓子作りにかける気持ちはみな凄いのだが、プロになろうという動機が、小さい時のお母さんが作ってくれたお菓子に感動して…というのでは全然だめだということ。

 

人として成長していく中で、いろんな選択肢があって当たり前。その中から、選んで覚悟してプロを目指すという「ストーリー」を、話して欲しい、そして同じ道を歩んできたパレットのパテシェ、パテシェールが共感するようなストーリーを素直な気持ちで話して欲しい。その上に、これから目指すものも見えてくる。

 

もし、見えていなかったとしても、一生懸命働き学んで行くことで、きっと見えてくる。見えてこないのであれば、一生懸命さがないんだと思う。自分で好きで選んだ道に、懸命(いのちがけ)になっていないのだと思う。

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とても元気な皆さんの反応を見ていると、その元気さに影響を受け、その一生懸命さが伝わってくる。こうした言葉を超えて伝わることに、ありがたいという感謝の気持ちと、少しは役に立てたのかという安どの気持ちでした。とても、貴重な時間に感謝です。

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