ようこそ、「palette」へ!

とっておきの“スイーツ・マジック”が、
あなたとあなたの大好きな人のほっぺが落ちるほど、
美味しいひとときを約束します。

2012-08-19 13:49:01

NHK取材「近江びわいちふなずしぱい」

近江びわいちふなずしぱいの販売で、NHKから取材を受けた。質問してくることが、ちょっと違う。それぞれの放送する側の立ち位置が違うのかと思う。

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歴史的に鮒ずしとは?
地域にとって、この商品は、どういった価値があるのですか?
今後は、この活動をどのように広めていくのですか?(これはよく聞かれる)

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どれも即答できないような質問。そんな質問に答えながら、カメラが回って、ほぼ1時間超。早く終わったほうだと思う。そして、編集されて、ほんの数分になる。

いくつかのコメントで、使っていただいたのは「全体の味わい中で、ふなずしの役割が、(コク、香ばしさ、旨味)果たされている商品なんです」これは、うれしかった。その前に言ったのは、「鮒ずしを使ったと言うと、何かバツゲームのような食べ物になっている」と、いう部分はカットされていた。伝わるかどうかよりも、伝えたいことを、取り上げてくれたことが、うれしかった。

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作り手の自己満足かもしれないが、幅広い年代の方に、食べていただけて、乳酸菌の旨味や独特の発酵臭はかすかにしか残せていないが、ふなの旨味は残せたと思う。

鮒ずしは、大好きな食べ物で、私は大切にした食文化と思っているし、広く多くの人に知っていただきたいと思っている。こうした伝統食材(地域資産)を活用した特産品開発は、微力だが、知っていただくことに何らかのプラスがあると思っている。これからも、地域密着NO1を目指すパレットで、ありたいと思います。


2012-08-17 20:18:05

KBS京都ラジオ生出演

KBS京都のラジオに生出演した。生放送と聞いて少々緊張。しかし、パーソナリティーの澤竹さんの見事な話しぶりに引き込まれて、すっかりリラックス。

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一緒に出た、行政書士・中島さんものりのりで、番組を楽しんでいる。異業種の集まるびわいち協議会で、中島さんは広報担当。さすがです。

私は、生まれ持った好奇心で、スタジオをきょろきょろ、「そんなに珍しいですか?」と、聞かれてしまう始末。

パーソナリティの澤竹さんの、ふなずしサブレの味わい表現「音域で言うと、高い音から低い音まで幅広く奥行きのある味わいで、美味しいですね」に、中島さんと言葉を失い感動。スタジオ内も、和らぎ盛り上がる。さすがプロだ。

好奇心もすっかり満たされて、わずかな時間ですが、とても楽しく記憶に残る時間でした。感謝です。

2012-08-17 19:52:56

川端大臣に、買っていただいた。

浜大津にて開催されたB級グルメバトル会場にて、びわいちサブレの販売。川端大臣に、近江びわいちサブレを買っていただいた。
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滋賀県では、B級グルメのイベントがないから、やって欲しいと火をつけた川端大臣。期待以上の盛り上がりのイベントに、満足げだった。

大臣と一緒にいるSP3人が、なにやら違う空気感で、その緊張感が、大臣のオーラをさらに強めているのか?多くの人の注目を浴びる。SPの怖い顔と大臣の笑顔が対照的だ。

気さくに話していただけると、応援したくなる。人の情ですね。身近に出会えて感謝です。

2012-08-06 11:47:09

製菓理論の期末試験

講師をしている、短大の期末試験。上は、90点以上の高得点もいれば、とほほと言うような点数の学生もいる。同じ時間を授業して、同じ話を聞いているはずなのに、この差は、なにからうまれるのやら?

「しあわせな人生」を、望むところは、まったく同じだと思うが、15回の授業時間で得たものの差は、果てしなく大きい。しあわせな人生は、寝ていたり、ぼぅーとしていても手に入れられないのだが、何をどう伝えたら気付くのか?

卒業した学生たちが口をそろえて言うのは、「あの時、先生の話をもっとちゃんと聞いておけばよかった」必要に迫られていない学生にとって、しわせな人生の話は、理解できなかったのかと思う。だって、充分しあわせなんだもん・・・って、思っているんでしょうね。

点数が悪いからと、別段気にしている様子もない。多分、それなりにしあわせなんだろう。そんな笑顔に、追いかけて説教することはできない。いつの日にか、気付くことを祈るだけだ。そして、伝え方をさらに考える非常勤講師でした。

2012-07-09 20:38:10

プロの職人 中谷さんに感謝

膳所店の改装を、RaBaumの中谷さんにお願いしてた。中谷さんの娘が、パティシエの卵として、昨年入社してきたのがご縁だ。

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改装をお願いするときに、いろいろとお話をさせていただいた。改装のテーマは「美味しいものは変わらない」。中谷さんは、きょとんとした。

膳所店は、パレットスタートの店で、今でも、本当に多くのお客さまにかわいがって頂いてるお店です。店構えは「民家風」自分の住んでいた家を改装したそのままで、決しておしゃれな店ではない。スタッフいわく「魔女の宅急便に出てきそうな店ですよね」いいように取れば、かわいい店だが、とりようによっては、ぼろぼろって言うこと。

そんな良さ?を活かした改装という無茶な注文に、中谷さんはやわらかな笑顔とプロの技術を持って、答えていただいた。その気持ちに、頭が下がります。助けていただいたと感謝です。

私の祖父は、明治生まれの大工だった。小さいときから、大工道具が身近にあったので、祖父の横で、鳥小屋や本棚、思いついたものを手当たり次第に自分で作っていた。作るのを楽しんでいた。そんなときの楽しさを、中谷さんを見ていたら思い出した。理由は、わからないが、時間を越えて、祖父の笑顔を見たような気がした。

時間の連鎖の中で、こうした人の連鎖がある。そして、感謝の気持ちを、お客さまにつなげていきたい。