お菓子作りは素材への思いやり。
食べる人への思いやりでつながっていく。
素材とこころがとけあってつながっていくから、
お菓子は多様な味わいをもつ。
だから、たのしいんだと思う。
~パティシエの気まぐれブログより~
親子孫三世代にわたって、
つまりは、100年以上前から食された食材のみを使う。
それがパレットの基本「100年素材」という考え方です。
たとえばパレットのクッキーは、バター100%が当たり前。
そうすることで、おいしいと感じるシンプルな理由。
100年前にはなかったマーガリンや添加物、保存料など、
余計なものは使わない。
作り手にも、食べるお客さまにも、
「シンプル」で「わかりやすい」ルール。
大切にしていきます。
パレットのパティシエにとって、安心安全がふつうのこと。
それが作り手の責任、それはあたりまえのこと。
派手さはなくても、手に取った材料の持ち味、
素材の力を最大限に引き出し、
さらにはお菓子全体の調和を作り出す――
特別なケーキ屋ではないかもしれないけれど、
一週間たっても記憶に残る味、五感を通じて体が喜ぶ素直な味・・・
子どもたちが自然と笑みを浮かべる、そんな味わい――
パレットが目指すのは、街一番のケーキ屋さんです。
産地直送のフルーツの、色と香りとみずみずしさを損なうことなく、
お菓子に作りあげ、新鮮なままお客さまにお届けできる―
お菓子をつくる効率よりも 新鮮なおいしさをお届けする工夫。
それが、パレットが大切にしたいことです。
1店舗1厨房だからこそ出来る、作り立てのケーキをご提供いたします。
パレットが生まれたこの滋賀の地には、
豊かな自然に育まれ、ゆっくりと丁寧に作られた極上の食材があります。
丹念に生産者の畑を見たり、山を見たり、そして時間をかけて多くのことを語り、
共に滋賀に生きる思いを共有し、そこにお菓子作りへの思いを重ねました。
本物、安全、スローしがスィーツを「しが咲」という名にこめて、
多くの方にゆっくりと味わっていただきたいと願っています。