ようこそ、「palette」へ!

とっておきの“スイーツ・マジック”が、
あなたとあなたの大好きな人のほっぺが落ちるほど、
美味しいひとときを約束します。

2013-06-22 20:00:20

社員の結婚式

自慢の社員が結婚した。うれしい気持ちと、寂しい気持ちとが入り混じる。

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花嫁の手紙に出てきたエピソード「クリスマスのときに帰宅が遅くなって、心配をかけた。でも母はどんなに遅くなっても明かりをつけて待っていてくれた。ありがとう。」涙が出てくる。この人のがんばりを支える、家族の愛情があって、その人の持っている力が発揮されるのだと思う。
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クリスマスにみんなで力を合わせて、目標達成をする。しんどいものだが、しんどいときだからこそ学べることがある。それを、親の経験値を持って、事前に回避しようとする親がいる。それが、本質的に、その子をだめな人間にしてしまっていると思う。親が子を信じることができれば、成長を期待し待つことができるのだと思う。

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人が育つ環境づくり、言うのは簡単だが、そんなに簡単ではない。日々のた打ち回っている。そんな中で、こうした自慢の社員が、パレットを卒業していくのは、言葉で言い表せない思いがある。ありがとう、おかげで、私も多くを学び、成長させていただきました。感謝です。

2013-06-10 17:41:31

人生Y字路の連続

マジパンの社内技術検定を行った。残念ながら、全員が合格とはいかなかった。技術は、練習と比例する。努力が点数に表れると思う。
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10年前、20年前であれば、時間をかけて、身につけることのできた技術。今は、そんな時代ではなくなった。しかし、リアルな現実では、時間をかけないと身につかない事は、なんら変わっていない。時代は変化していくが、人は太古の昔から「人」だ。お菓子の技術も、同じだ、200年前のフランスで体系化されて、今もってそれが脈々と生きている。

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技術の習得は、時間がかかるし、工夫と努力が必要だ。ちょっと、がんばったからできるようになると思っている「考え方」が違うのだと思う。

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尊敬する稲盛盛和塾塾長は、結果=考え方×熱意×能力 という方程式で、目の前の現状を、あるがままに受け入れることが大切とおっしゃる。自分で納得のいかない結果であれば、何かが違うのだと思う。そして、それは、その人が、のた打ち回ってでも、気付かないといけないのだと思う。今、丁寧に教えてもらっても、論理的に理解する力がない、もしくは感情的になって理解することができないのだと思う。

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わかる人とわからない人、できる人とできない人、役に立つ人と役に立たない人、人を元気にする人としない人、人生Y字路。選択の結果が、今だ。

2013-05-27 13:50:14

今年の社内基本技術検定

今年4月に入社した新人、2年目、3年目の社員を対象にした基本技術検定を行う。練習不足で、検定に落ちて泣き出す社員も、何年かに一人くらいはいるが、ほとんどが好きで選んだこの仕事、本気で練習してクリアしていく。その先、入社3年目には全員が国家試験を受ける。合格率は、残念ながら、100%ではない。

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会社訪問の学生のほとんどが、この仕組みがあるから、パレットを希望するという話が多い。はっきり言って、技術は、そんな外的なモチベージョンだけでは身につかない。内的なモチベーション、今風に言えば「やる気スィッチ」を自分で入れないと身につかないものだ。

やる気スィッチは、そういう意味で、どんな仕事にでも言える話だ。仕事は、誰かの役に立ってはじめて仕事といえる。「誰のために、何のために」が、ぼやけているから、スィッチが入らないのかと思う。

最初は、自分自身のために、人間的成長のために・・・平たく言えば、昨日の自分より、今日の自分がちょっと成長した。そんな程度で、日々努力を積み重ねたらいいと思う。そんな愚直な努力をする人が、報われる会社にしていきたいと、けなげにがんばる新人社員を見ながら思うのです。



2013-05-04 20:24:28

お客様参加 春夏新作ケーキコンテスト

4/22?25の4日間で、これから販売する春夏の新作ケーキを、販売前にお客様に、実際に食していただき、評価して頂く企画を開催しました。87名の参加を頂きました。ありがとうございました。

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スタッフ一人ひとりのオリジナル商品企画で、先ずは一次審査で書類選考15品ほど選ばれます。そこから、実際に製作頂き、社員、パートさんで食して、評価の二次審査。ここで、6品に絞り込まれます。この6品を、実際に販売する味わいに仕上げて、お客様の最終審査へといたります。

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新人も、熟練した職人も関係なし。年功序列もなし。全員がヨーイドンで、提案します。審査で、社長の意向や、製品開発担当者の意向も関係なし。「売れるか?」の一点で選んでいく、社内的な呼び方は「みんなで作る製品開発」です。最終残った人は、期末に表彰状と金一封を贈ります。

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地域密着ケーキ屋のお客様参加イベントとして、お客様と一緒に楽しめる企画をと考えるのですが、まだまだ未完成の企画です。今後も地道に工夫を重ね、もっと面白い企画に育てていきたいと思います。

次回開催は、8月26日(月)?29日(木)に、予定しています。秋冬新作ケーキコンテスト、夏にこってりした秋冬ケーキは、少々つらいものがあるのですが、めげずに参加をお待ちしています。

2013-02-11 19:32:34

ピクルスを作る

自宅でお菓子を作ることはないが、料理は気分転換になるので、気が向いたら作る。たまたま、OFFで、夕ご飯の食材を買いにいったときに、ふとワインのあて?にと、ピクルスを作ろうと思いついた。買い物途中だから、WEBで作り方を検索すれば、必要な材料を調べ、すぐに買うことができる。便利だ。

そして思う、この便利さになれることで、得られるものは?失うものは?プラスマイナスで考えると、どうなんだろう?プラスにするには、日々の生活で、どこを気をつけると良いのだろう?

脳に負荷をかけて「もっと考える」
体に負荷をかけて「もっと鍛える」
この便利さで得た「漫然とした利益」を、再投資して「新たな利益」につなげる「欲」だ。そんなことをぐるぐる考えて作ったピクルスは、何でか、塩が強く、味が濃い。

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次は塩を抑えてと、学習はしたが、目に見える利益にはつながらなかった。もうちょっと謙虚にならないと、美味しいピクルスにならないようです。反省。